ハンセン病制圧へ
【リオデジャネイロ共同】ハンセン病の感染を抑え切れていない最後の国となったブラジルで、政府が対策を加速させている。これまで医療が行き届かず患者が特に多いアマゾンの密林地帯周辺を中心に、早期発見と投薬による拡大防止策を進めており、保健省高官は、2013年までの制圧に自信を示した。
世界保健機関(WHO)によるハンセン病制圧の基準は、人口100万人以上の国で1万人当たりの患者数を1人未満に抑えること。1990年に89カ国あった未制圧国はWHOや各国政府の努力で減少し、2010年末には東ティモールが達成。10年に1万人当たり1・56人だったブラジルが最後に残った。
同国でハンセン病対策を統括する保健省・総合調整官のソアレス医師は「患者を減らすには早期発見、治療に尽きる」と強調する。10年の患者数は約3万人。人口は約1億9千万人なので患者があと約1万人減れば「制圧」となる。ソアレス氏は「対策を全土で行えれば13年までに制圧できる可能性が高い」と話した。実現すれば、政府の公式目標である15年から2年の前倒しとなる。
引用元: m3.com | 一般医療ニュース.


