衛生仮説(hygiene hypothesis)
「衛生仮説(hygiene hypothesis)」とは、細菌、ウイルス、寄生虫への曝露が減少すると、免疫システムが正常に反応する能力が損なわれるという考えである。英ロンドン大学(UCL)臨床微生物センター教授のGraham A.W. Rook氏によると、この衛生仮説は以下のような疾患の原因あるいは増悪因子として特定されているという:・重症アレルギー反応。・炎症性腸疾患(IBD)、クローン病などの消化管障害。・1型糖尿病、多発性硬化症(MS)などの自己免疫疾患。いずれも極めて強いエビデンス(科学的根拠)があり、「農場での生活やイヌを飼っているケース、大家族で一番年下の子どもとして生まれた場合には、このような疾患に罹患する比率が低いことが容易に示される」とRook氏は述べている。
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