2つの新しい抗凝固薬
整形外科手術後の静脈血栓塞栓症の予防薬として、2つの抗凝固薬が登場した。2007年6月と08年4月にそれぞれ発売されたフォンダパリヌクス(商品名アリクストラ)とエノキサパリン(クレキサン)だ。適応は、前者が下肢の整形外科手術を受けた患者、後者が股関節全置換術と膝関節全置換術、股関節骨折手術を受けた患者で、両方とも原則、術後24時間後から10~14日間の皮下投与となっている。
分子量の分布が広い未分画ヘパリンは様々な血液凝固因子に働き、患者間で薬効の差が大きい。一方、フォンダパリヌクスはXa因子のみに、エノキサパリンは一部トロンビンにも働くが、主にXaを阻害する(下表)。このため、「薬効が予測しやすく、モニタリングは必要ない」と石井氏。
引用元: 2つの新しい抗凝固薬をどう使う?:日経メディカル オンライン.


